バンドンとは
インドネシアのジャワ島西部にある都市で、ジャカルタ、スラバヤに次ぐインドネシア第3の都市です。
標高700mの高原にあるため、年間を通して気温はジャカルタより5℃くらい低い。
別荘なども多く、日本人には「インドネシアの軽井沢」なんて呼ばれることもあります。
バンドンへの行き方3選
個人的には、価格、清潔度、時間、全ての要素から高速鉄道Whooshを使うことをおすすめします!
1. 高速鉄道Whoosh
・約50分
・全て指定席
・片道プレミアムエコノミーの場合、20万ルピア~25万ルピア(約2,000円~2,500円)
2.電車
・約3時間
・自由席や指定席あり
・片道15万ルピア~20万ルピア(約1,500円~2,000円)
3.タクシー
・約2時間半
・ブルーバードやGrabの場合、片道65万ルピア~80万ルピア(約6,000円~8,000円)
高速鉄道Whooshとは
2023年10月2日に開業した東南アジア初の高速鉄道である「Whoosh(ウーシュ)」。
この高速鉄道の走行距離は142.8キロメートルで、最高速度は時速350キロメートルです。これにより、ジャカルタとバンドン間がおよそ50分で移動できるようになりました。
毎日40便程度運行しており、チケット代は日によって変わるシステムです。
Whooshの座席の種類について
Whooshの座席は3種類から選べます。全て指定席となります。個人的にはプレミアムエコノミーでもとても広々としていて清潔だったので、プレミアムエコノミーで十分だと思います。
- ファーストクラス:
1-2の座席配置
Cタイプコンセント
車両前後に情報ディスプレイ
荷物フック
フットレスト
読書灯 - ビジネスクラス:
2-2の座席配置
Cタイプコンセント
車両前後に情報ディスプレイ
荷物フック
フットレスト - プレミアムエコノミークラス:
3-2の座席配置
Cタイプコンセント
車両天井部分に情報ディスプレイ
荷物フック
Whooshのオンラインでのチケットの買い方
Whooshのチケットの買い方は事前にオンラインで購入する方法と、当日窓口で買う方法の2択があります。
今回はオンラインでの購入方法をお伝えします。オンラインからは会員登録する必要がありますが、そこまで複雑ではないので、オンラインから事前に予約しておくことをおすすめします。
以下のサイトから購入ができます。
https://ticket.kcic.co.id/webTrade/#/home/index
ジャカルタ発バンドン行きの場合はFromをHalimにToをPadalarangに選択し、出発日も選択します。一旦片道のみの予約の場合はSingleにチェックを入れます。

便の候補が表示されるので、ちょうど良い便を選択し、赤いReservationボタンをクリックします。

そうするとこのようにログインを促す表示が出てくるので、会員登録をしていない場合、まずは会員登録に進みます。Register immediatelyという文字をクリックします。

入力は英語する必要がありますが、記載項目がよく分からない場合はGoogle翻訳で日本語にすると分かりやすいでしょう。
メールアドレスを入力し、メール認証コードの「生成」をクリックすると、コードがメールに飛ぶので、そのコードを入力します。「IDカード」はパスポートの情報を入力します。WhatsAppsのIDも入力するところがありますが、特にアカウントがない場合は記載なしで大丈夫です。
入力ができたら提出をします。

登録ができたらホーム画面に戻るので、またログインを行います。
再度目的の便を選択します。

Kelas Ekonomi Premiumというチケットがプレミアムエコノミーの席になるので、選択します。
下部のPassenger Informationに自分の登録した名前が出てくるのでチェックを入れます。
右側のNext Stepという赤いボタンをクリックします。

座席選択画面が出てくるので選択できたらConfirmをクリックします。

確認画面が出てくるので、右側のPayという赤いボタンをクリックします。

支払画面にうつります。クレジットカードで決済する場合は、Kartu Kreditというところを選択します。

カード情報を入力し、支払を完了させます。

購入が完了するとこのようなQRコードが発行されるので、スクリーンショットなどでとっておきましょう。改札を通る際に必要になります。

Halim駅から実際に乗車
Halim駅は中心部からタクシーでおよそ30分程度です。駅はとても清潔で、矢印に沿って行けば簡単に乗り場に着くことができます。
改札に入る前にはお菓子やカフェなどが多くあるので、車内用に購入することもできます。
改札は出発の5分前には乗車を締め切ってしまうので、駅にはなるべく早めに着いておくことをおすすめします。

改札の上には大きな電光掲示板があります。乗車は20分前くらいからはできそうです。
改札を通る時は発行したQRコードをかざすだけなので、スムーズです。

人の流れに沿って乗り場まで向かいます。1つの路線しか走っていない駅のため、迷うことがほぼないのがありがたいポイントです。

予約した自分の号車と席を見つけたら後は乗るだけ!

出発
車内はとてもきれいで清潔感があります。コンセントも利用することができます。


景色をのんびりと眺めているとあっという間にPadalarang駅に到着します。

乗り換え
ここで要注意なのが、バンドンへは在来線(KA Feeder)乗り換えて行く必要があります。
Padalarang駅を降りたらすぐ近くにある改札に再度QRコードをかざし、エスカレーターを降りたところにバンドン駅行きのKA Feeder乗り場があり、そのまま乗ることができます。
この在来線はWhooshのチケットを持っていれば無料で乗車することができます。


そこから15分ほど乗っているとバンドン駅に到着です!
まとめ
今回の記事では、ジャカルタからバンドンまでの行き方とWhooshのチケットの取り方をご紹介しました。筆者は初めてバンドンを訪れましたが、Whooshの清潔さにとても驚きました。路線がいくつもあるわけではなく、基本的に人の流れに沿って行けば迷うことはないので、初心者にはとても使いやすい高速鉄道です。是非バンドンを訪れる際はWhooshをおすすめします!
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